2022/06/14 16:10

遂に中国地方も梅雨入りとなりましたね。
夏の準備はお済みでしょうか?

私は先日、活発になった蚊に右瞼を刺されて、眼帯とマスクで顔の4分の3が隠れた人になってしまいました。
皆様もそろそろ蚊取り線香や、蚊取り器のカートリッジのご準備を…。


さて、その3となる斐川町の狛犬セレクション。
かなりの数集まってきたのではないでしょうか?



今回先陣をきるのはこちら。



(熊野神社)


訝しげにこちらを覗き込むような顔力。
もしこれが夜中動いていてこんな顔を向けられたら気絶するでしょうね。

立派ですが、こちらは実は裏手を守る狛犬です。

↓ 表はこんな感じ ↓



(熊野神社 参道正面)


裏口に比べるとやや頭が平らで、毛が細い感じがしますね。

どちらも阿形のそばに子がいます。
アップにしてみましょう。





表の子のなげやりに垂れ下がった前足がかわいい。
現地では気が付きませんでしたが、もしかして同じ構図…???
ちなみに、松江市にある同名の神社とは別ですよ。


変わって、吽形に子がいる狛犬。



(金比羅宮 出雲分祀)


欠落した部分もあるけれど、迫力のある狛犬。
残った歯も力強そうです。

香川県の金比羅さんの分祀なので台座に【金】の文字がありますね。



子はちょっとアンニュイな表情。

次は座型を見ていきます。



(香取神社)


オーソドックスな座型ですね。
胸のところにノミの跡のような線があって、動物らしい骨格を感じます。

この神社は道がわからず、一度間違えて企業の敷地内に入りかけてしまいました…。



(万九千神社)


トリミングに行った直後のように、なめらかな毛と肌のコントラスト。
撮ったのがお正月かお祭りあたりだったのか、足元にお餅が置いてあります。
後ろにちいさく梅?のツボミが見えますね。



(久武神社)


やや紅の濃い着色タイプ。
東南アジアの獅子のように歯と瞳が大きいです。

狛犬とは違いますが、拝殿の屋根に【逆さ獅子】が居たのでこれも撮りました。





小型犬のような前足と、いたずらな表情がいいですね。
一般的には獅子の弱点である虫を防ぐ牡丹が近くにあるらしいですが、ここでは見当たりませんでした。

他県には逆さ獅子のようにアクロバティックな格好をした石の狛犬もあるらしいですよ。



では最後に狛犬が3種居たこの神社。



(原鹿神社)


黒色が入れてある新しめの狛犬。
これよりもう数年前にも写真を撮っていました。




この写真を見ると、どちらも足の間に玉が置いてありますね。
理由は不明です。





拝殿前の狛犬。
どうやらこちらの方が先輩狛犬なようです。


後ろ姿も美しいですよ。





この樹木のように立ち上る尻尾と、後ろ頭に溜まった毛のうねりがたまらないですね。





最後に摂社を守る小型の狛犬。
一生懸命威嚇している感じが愛らしかったです。


今回もいろいろな狛犬を見てきました。
残りの神社をリスト化してみたところ、あと三分の一といったところでした。
狛犬が居ない神社もあるので、もしかしたら次で斐川セレクションが最後かもしれません。

その後は社員イチ推しの狛犬や、石見地方にも足を延ばしていきたいと思います。

では、また~。