2022/04/21 11:57

そろそろGWでそわそわする4月後半、いかがお過ごしでしょうか。
私は買って積んでいる本を一気に読みたいと思っているところです。


さて、今回も引き続き、会社のある斐川町の狛犬を紹介していこうと思います。





最初は、小首をかしげていてかわいらしいこの子!


(御井神社)


こちらは木俣神を御祭神としている御井神社の狛犬です。

木俣神は八神姫命と大国主命の間に生まれた神様ですので、
子がいるといつもより意味深な気がします。





安産祈願で有名なこの神社、境内には母子像がありました。
産湯となったと伝わる近所の井戸の前にも小さな狛犬がいます。


斐川町内にも子取りの狛犬はたくさんあるのですが、
なかでもお気に入りなのは以前にも少し紹介したこちらの狛犬。



(都牟自神社 北側)


他の狛犬と比べて大きめの子ですが、親にギュッとしがみついていて愛おしいです。
近くには先代とみられる狛犬もいました。





こうして見ると現役の狛犬はかなり再現度が高いとみえますね。

都牟自神社は単体で記事が書けそうなほど狛犬が多く、いつ訪れても楽しめます。
先ほどの狛犬は北側入り口の狛犬ですが、駐車場のある入り口は南側。





最初に出迎えてくれるのがこの勇型で、
牙部分に黄色の着色があったことがうかがえます。





2番手がこちら。
先ほどより尾の角度が急で、顔に肉がついています。





どの角度から見てもキマるので何枚も撮影してしまいました。
特にこの後ろ髪は、まるでゴッホの筆づかいですね。





そして、3番手も居ます。
表情筋がグッと上がった厳めしい2体。
個人的には吽形の玉を持った右前足の角度がお気に入り。

それにしても2番手の狛犬からそんなに年数もたっていないのに、
こんなに大きな次の狛犬が奉納されるなんて凄いですね。






他にもお稲荷さんや小さな狛犬達も居ます。



たまに燭台(?)の上に狛犬がいるのはそういう形式なんでしょうか?


ここまででも既にボリューム満点ですが、今回はもう一社紹介します。



(上直江八幡宮)

線路のすぐ横に建つここも結構大きな神社です。
表情の見える角度にできないほど大きく高い狛犬が出迎えてくれました。

しかし、境内の奥、稲荷社の前にも同じくらい立派な狛犬が居ます。




阿形しか残っていませんでしたが、摂社にもこんなに大きな狛犬を置くのは珍しい気がします。
もしかして合祀の際に持ってきた狛犬でしょうか?

入り口の狛犬と比べると細かな筋肉が並んでいますね。
とてつもない眉毛のボリュームと、指が円柱状に並んでいるのが面白いです。
やや中華風な趣を感じます。

尻尾の表現も見事だったので撮影しました。



ここまで編集して気が付いたのですが、今回は全て来待石だったのでは?
やはり来待は細かい彫刻が見られて楽しいですね。

快晴も多く、日が長くなってきたので取材しやすくなってきましたので
まだまだ色んなところへ訪れてみたいと思います。


では、また。