2021/08/19 11:00

皆さんこんにちは。
島根の観光地を写真と石で感じてもらうこの企画、前回はご本殿までを紹介いたしました。

前回はこちら↓


さて、本殿を参拝したらぐるりと東側から歩いてみましょう。



ご本殿の東西にある長~いお社は【十九社】。

旧暦10月を表す神無月は出雲では神在月。
1年に1度、神様が出雲にお集まりになられて神在祭が行われるというのは今となっては有名ですね。
(神在祭は旧暦10/11からの1週間)

その神在祭の間、神様がお泊りになられるのがこの十九社です。
神在祭の期間にはこの19枚ある扉が開きます。

出雲より西の神様か東の神様かで、別れてお泊りになられるとか。

東側の摂社にお参りしながら裏手へ。



こちらが本殿の裏側。
本殿との距離が近く、その大きさをより感じていただけますので、是非チェックしていただきたいポイントです。
境内のところどころにいる46羽のウサギ像ですが、この真裏にもたくさんいますよ。



反対側に鎮座されているのは【素我社(そがのやしろ)】。
大国主命の祖神様でもある須佐之男命(スサノオノミコト)が祀られています。

『稲佐の浜から頂いてきたお砂をこのお社の側面にある砂と取り換えて持ち帰る』
というのが最近テレビで紹介されたので、訪れる方がとても多くなりました。
昔は家を新築された地元の方がよく行っていた習慣らしいです。



西側に回りますと、こちらにも参拝所があります。

本殿内のご神体が西側を向いておられるので、神様の正面から参拝されたいという方はこちらから。
(西側が正式な方向というわけではありません)

西側は正面よりも本殿との距離が近く、画角にも入れやすいのでオススメの撮影スポットでもあります。



そしてお待ちかね。

本殿をぐるっと回り、西側の道路を渡るとあの大注連縄が見えてきます!



テレビやガイドブックでよく紹介されている大注連縄。
平均6年前後で取り換えが行われていて、現在の注連縄(平成30年の夏に掛替)は、幅が13.6メートル、重さが5.2トン。
出雲市の南、飯南町の大注連縄創作館で制作されています。

撮影の際はかなり離れないとすべて収まりません。



大駐車場側から来られた方が本殿だと思われて、ここだけお参りして帰られることもありますが、
こちらは【神楽殿(かぐらでん)】という、ご祈祷や結婚式、祭典などを行う場所です。



以前はこの大注連縄に硬貨を投げ込むというのが有名でしたね。
ですが注連縄が傷んだり、どんどん重くなったりするため、現在では金網がはられて禁止されています。



すぐそばの国旗掲揚塔は、高さ47メートル、旗の大きさは75畳分(13.6m×9m)ほどあります。
古代神殿(48メートル)と同じぐらいの高さがあるので是非見上げて想像してみてください。
(雨の日や風の強い日には国旗は掲揚されません)



さて、ここで石チェックなのですが、参道や神楽殿周辺では足元にネットがあります。
これは砂利で足を取られないように気遣った仕掛けで、観光に来られた方にも好評です。



そして、裏の駐車場につながる階段横にあるのは、岐阜県の揖斐川より産出した【さざれ石】。
石灰質で、小石がくっついて次第に大きな岩となる性質があるため、発展を表すとして国歌に登場します。

他の神社にもありますが、ここまで巨大なものは珍しいそうです。

境内を一通り見たら、出雲大社から西に15分程度歩いて【稲佐の浜】にも赴きたいですね。



稲佐の浜は、神在祭前夜には全国の神様をお迎えする『神迎祭』を催行する場所となります。

海より来られた神様は、海から少し離れた『上の宮』にお集まりになられて神議(かみはかり)、
つまり、世の中のことについて話合いをされると伝えられています。


(奉納山より望む稲佐の浜)

さて、ささっとご案内いたしましたが、出雲大社編はここまで。
3回にわたったものの、全然紹介しきれませんでした・・・。
また写真を撮ったら別の名所もご案内したいものです。

気兼ねなく旅行できるようになりましたら、是非島根にお越しくださいませ。

では、また!