2021/08/11 09:05
皆さんこんにちは。
島根の観光地を写真と石で感じてもらうこの企画、前回は参道から紹介いたしました。
前回はこちら↓
前回紹介しました銅鳥居をくぐってスグにあるのが、【拝殿】です。
まずはこの拝殿で、ご挨拶をします。ちなみに、出雲大社の参拝は2礼4拍1礼です。

たまにここで「これが大注連縄か~」と言われることがありますが、気が早いですよ。
ここの注連縄は6.5mほど。大注連縄は比べ物になりません。
拝殿は一度火災で消失し昭和34年に再建。
屋根に使われている銅板1枚1枚の裏側に、再建の際に寄進された方のお名前が書かれています。

拝殿右側にあるのは【神祜殿(宝物殿)】。
その名の通り、出雲大社の重要な品が保管されています。(拝観料/成人300円)
発掘された古代の柱も見られますので、是非覗いてみてください。
そして、拝殿の裏にありますのが【本殿】、国宝です。
平成20年~31年にかけて行われた60年に1度の大遷宮では、ご本殿の屋根の吹き替えも行われました。

先ほどの神祜殿近くからだとうまく撮影できます。
手前の【八足門】も大きいので近づきすぎると本殿が見えないんですね。
ちなみによく間違われますが、大注連縄があるのはご本殿ではなく西側の神楽殿です(それはまた別の回で)
↓ 遷宮前の味わい深い本殿のお写真もどうぞ ↓
ちなみによく間違われますが、大注連縄があるのはご本殿ではなく西側の神楽殿です(それはまた別の回で)
↓ 遷宮前の味わい深い本殿のお写真もどうぞ ↓

ここでまず確認していただきたいのが本殿の大きさ。
高さが24m、千木と呼ばれる交差している部分の穴には成人男性が1人入れるぐらいの大きさがあります。
↓ 折角なのでアップは遷宮真っ最中のお写真で ↓

屋根はヒノキの皮約70万枚による檜皮葺で、その厚みは約1mほどあります。
鉄のクギを使わず、木のクギで留められているというのは有名なお話(錆による腐食を防ぐため)
この檜皮葺(ひわだぶき)の屋根は雨あがりに日が差すと、
屋根に滲みた雨水が蒸発して空へと煙が立ちのぼり、何とも厳かです。
「八雲立つ」という言葉がよく似合いますので、堪能してください。

本殿への一般参拝は八足門の前からしていただきます。
(お正月やご祈祷など、八足門内で参拝可能な場合もあります)
階段下に赤い丸で記してあるのが、あの平成の大発見。古代の出雲大社の柱発掘跡です。
( ↓ 古代神殿の想像図 境内の案内板より ↓ )
( ↓ 古代神殿の想像図 境内の案内板より ↓ )

出雲大社は古代、平安時代の書物に東大寺大仏殿を上回る、高さ48メートルの巨大建築であったと記されていましたが、
当時そのような建築技術があるはずがないということで、長きにわたってただの伝説とされていました。
しかし、平成12年。地下通路の工事をした際にこの柱の根本が発掘されたことから、
実際に存在したということが証明されました。
実際に存在したということが証明されました。

丸の中に小さい丸が3つあるのは、大きな杉の木3本をまとめて一つの柱としていたからです。
中央の『心御柱』は神祜殿に、手前中央の『宇豆柱』はお隣の古代出雲歴史博物館に所蔵されています。
( ↓ 発掘当時の写真 境内の案内板より ↓ )

ちなみに柱跡から西側を見ると国旗を掲揚するポールが見えますが、
ポールの高さが47mでのすので、48mとされる古代神殿の大きさを想像していただけるかと思います。
ポールの高さが47mでのすので、48mとされる古代神殿の大きさを想像していただけるかと思います。

(本殿前から望む夕日の国旗掲揚塔)
参拝後、横の御守り所でお守りや御朱印を頂かれたいという方へ。
出雲大社の公式の御朱印帳は紺と白の2種類。紙でも頂けます。
日によってとてつもなく並んでいるときがありますので余裕を持った旅をお勧めします。
(令和に元号が変わる際には、参道の途中まで列が続いていました…)

また、おみくじは吉凶ではなく番号とお言葉が書かれている出雲大社固有のものです。
良い悪いに振り回されず、日々の教訓として心に刻みたいですね。
ここで一区切りして、本殿の周囲は次回ご紹介しようかと思います。
いつになったら大注連縄にたどり着けるのでしょうか・・・。
本当はもっとお伝えしたいことがあるのですが、長くなると読みにくいので書ききれません。
現地ではプロフェッショナルな方たちによるガイドツアーもありますので、
お越しの際には是非参加してみて下さいね。
では、また。
では、また。