2021/06/29 12:24

石で作られるものはいろいろありますが、
その中でも狛犬は馴染み深いものの一つかと思います。

今回は会社のある出雲方面(島根県東部)の狛犬の特徴をご紹介。


(出雲市 粟津稲生神社の裏手にある狛犬)

出雲地方ではやはり県内で採れる来待石で作られた狛犬が多くみられます。
来待石は比較的柔らかく加工しやすいことで知られ、狛犬の他にも灯篭や建材など広く使われています。
細かい彫刻がみられるのも来待石の楽しみの一つですね。
最近のものになると御影石の狛犬も多いです。


(出雲市松寄下町 朝山八幡宮 来待石の狛犬『座型』



(松江市天神町 白潟天満宮 御影石の狛犬『勇み型』)

狛犬は片方が狛犬、もう片方が獅子のペアが基本ですが、出雲地方では大体両方とも垂れ耳で角の無い獅子です。
スタンダードな『座型』の他にもお尻を上げた『勇み型(構え型)』も多く、
傍らに子どもが居たり片手や口に玉を持ったりしていることもあります。

私は地元を出て初めて角のある狛犬を見ました。
下の写真は福岡県と京都府の狛犬


(福岡県 太宰府天満宮)


(左:京都府 御霊神社 右:京都府 晴明神社)

大阪で訪れたブロンズの狛犬は阿吽が逆になっていて、猛禽類のような威厳がありました。



どれも出雲地方のものと比べると豪快な雰囲気。
県内でもやはり年代や地方によって表情が違う気がします。



(松江市鹿島町 恵曇神社 御影石)
巻きしっぽの狛犬もキュート。少しシーサーっぽい顔立ちです。



(松江市和多見町 賣布神社)
中にはこんな変わった狛犬も。
なんだか格闘漫画のように引き締まっています。


今後は子取り形式や獅子以外の狛犬(?)などにもスポットライトを当ててみようと思います。
では、また次回。